generalistからspecialistへ

一点集中化計画

寝落ちを買いに京都へ

「まさこさんとは一体誰なのか?」

これまでこのブログに二回ほど書き込んだが、

上記のような質問を各方面から多数受けた。

自分の中では普通に分かると思ったんだけど、それは間違いだった。

思い込みは良くない。

しかしまさこさんは顔出しNGなので名前を言うわけはいかない。

なので、ここではまさこさんの特徴を述べておくにとどめることにする。

、、、

もしあなたが集中ルームで、靴を脱いで靴下姿で、あぐらをかきながら腕組みをして、パソコンの前で「チッチッチッ、、」

と思案の色を見せている人を見かけたら、それがまさこさんである。

もし背後から無言で近づいてきて、こちらが振り返るまで何も言わずにずっと待っている、その人もまさこさんである可能性が高い。

社内で「カピバラさん」と言って、返事をした人がい、たらそれは間違い無くカピバラ、もとい、まさこさんである。

もうこれで分かったかと思う。

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そんなまさこさんは今日も帰り際、

「山内君、あしたリリースチェックよろしくね」

と、明日リリースするキャンペーンのチェックをお願いしてきた。

なんでもまさこさんは明日、

”スピード違反”した免許証の更新をするため、会社を休むらしい。

なぜ今ではなく「あしたチェックして」と言っているかというと、

まだできてないからだ。

Ready , fire , aimどころではない。

Readyとfireが同時。ただの暴発。

普段の仕事っぷりや実力の秘密を、このあたりに垣間見た。。

、、、

と、そんなことはどうでも良い。

つらつらこんなことを書いているのは、まさこさんのオープニングは、使えるから多用しているだけだ。

で、ここからは、先週末行った”京都の話”をしようと思う…

↓↓↓

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週末は京都の本読みながら寝れるという、あの宿へ。

この宿、「寝落ち」ができるというのを売りにしている。

http://bookandbedtokyo.com/kyoto/index.html

一部を抜粋する。

引用ーーーー

コンセプトは泊まれる本屋。

読書をしてたら

いつの間にか夜中2時になってて、

もうあとちょっとだけって

まぶたが重くてたまんない中も読み続けてたら、

いつの間にか寝てしまった。

そんな、誰もが一度は経験した事があるであろう

最高に幸せな「寝る瞬間」の体験です。

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なんとも挑発的なコンセプト。

本好きなDP社員一同は今、食指が動いたに違いない。

もちろん自分も例外ではなく、そこまで言うならせっかくだから、ひとつ寝落ちを買いに行こう、となった。

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ビギナークラス1泊7000円 ハイエンドクラス1泊1万円。

探りを入れるまで安心できないので、自分はビギナークラスを希望。

中に入ると、内装はウェブサイト通りだった。

写真からもわかる通り、鴨川沿いのベストなロケーションに、この宿はある。

噂を聞きつけたんだろう、外国人も多く宿泊していた。

本棚が部屋の中心にあり、見えるだろうか、棚のいたるところに四角い入口がある。

この穴がねぐらとなる。この中で読んでもいいし、もちろん外のソファで読んでもいい。

食料、飲料持ち込みOK。いたれりつくせり。

旅行本、料理本哲学書、小説、科学雑誌、エッセイ…

どんなジャンルも大体あるので、飽きることはまずない。

気になるサイズは? 自分の体を使って空間チェック。

自分が入ってみたところ、縦OK、幅OK、高さOK。

最良とはいかなくとも、おおむね良であった。

なので、ダイレクトTOP4のでかいSPチームのみんなは問題ない。

安心して訪問してみよう。

3方よし

この日は夜遅くまでたくさん読む。

壁から這い出す宿泊客

朝は壁から人体がごそごそ出て来て、目が合えばそこで「モーニン」と挨拶が交わされる。

まったく他人だとしても、本に囲まれるために来ている人種だから、この環境では強制的にラポールが築かれるわけ。このレイアウトには意味があるのだ。

11時チェックアウトだから、朝もたくさん読めた。

また来たいと思いながら、11時ギリギリに宿を出る。

、、、

午後は、せっかく京都に来たのだから、噂の清水寺のスタバを表敬訪問。

なんとも和風で心洗われる。ブルーのロゴと瓦がベストマッチ。

店内は激混みなので、もちろん外から見るだけ…

と、そんなことはどうでもよい。問題は右下。

問題の灯篭

もはやセイレーンなどではない。

すでに股裂きの刑を食らった菩薩と化していた。

ローカライズも度が過ぎるとこうなる。

このあたりに観光名所の意地を感じた。

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二寧坂の夜

最近思うことがある。

本を読む際、インプットする知識は、もちろん仕事に関連する方がいいが、

自分は雑食なので、いろんなジャンルを読まないとビジネス関連だけでは頭が痛くなってくる、、

科学でも哲学でもなんでも読まないと、バランスが悪い。

もちろんそれらで得た情報は、見えにくい所ではあるが、仕事で発揮される。

でも中にはビジネス関連に特化して突き進める人もいるわけで。それはそれですごいと思う。そういった人は近道を進み、どんどん仕事で伸びていけるだろう。

なので、自分に合ったインプットを、それぞれがやればいいんじゃないか。

求める人生を思い描いて、それに必要な情報を取りに行く。

これは今、リッチの商品「ミッション」のミーティングをしていて特に感じたこと。

まずゴールを決める。求める人生をイメージする。それに必要な do を洗い出す。

自分の場合、求める人生に必要なインプットは、、、「ビジネスに特化しない、多種多様な知識」だった。

それを今回の宿で再確認した。

、、、

もちろん上限は決まっていないので、雑食だろうが何だろうが、行動量を増やせばそれだけ総量が増えるのは間違いない。

つまり「いろんな本読みまくれ」と。

それが今回の結論である…

そんなことを、二寧坂を下りながら考えた、そんな京都での週末だった。


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